【初心者向け】Shopifyメタフィールド完全ガイド|独自情報を簡単に追加する方法

【初心者向け】Shopifyメタフィールド完全ガイド|独自情報を簡単に追加する方法

Shopify活用ガイド:メタフィールドで商品ページを自由にカスタマイズ

Shopifyで「商品の説明欄だけでは足りない」、「独自スペックや画像リンクなどをページごとに柔軟に管理したい」と悩んだことはありませんか?
メタフィールドを使えば、そんな課題もカンタン解決。初心者でもノーコードで手軽に独自項目を増やし、ストアをもっと魅力的にできます。

この記事でわかること

  • メタフィールドとは?どんな時に使うべき?
  • メタフィールドで出来ること・設定例
  • 初めてでも迷わない設定手順と表示の仕方
  • 実店舗・業種別の便利な活用アイデア
  • 上位表示のための工夫、Q&Aと関連リソース案内

こんな悩みを解決します

  • 商品ごとに異なる詳細情報をきれいに管理したい
  • テーマ編集せず簡単に独自項目を増やしたい

メタフィールドとは?

メタフィールドとは、Shopify標準の「商品名」、「価格」、「説明」だけでなく、オリジナルの情報入力欄を増やせるカスタム機能です。
たとえば「原産国」、「お手入れ方法」、「スペック表」、「特別な画像/動画リンク」を商品ごとに個別に追加→表示できます。

活用シーンの例

  • アパレル:モデル身長・素材・洗濯方法
  • 飲食EC:アレルギー情報・つかい方動画へのリンク
  • 雑貨店 :素材やパーツリスト(PDF)掲載

Point

メタフィールドはノーコードで追加・管理できます!また、コード編集できるとさらに活用の幅も広がります。

メタフィールドで出来ること(主なタイプと用途)

タイプ 主な用途例
単一行テキスト 商品コード、タグライン、キャッチコピーなど短文
複数行テキスト/リッチテキスト 注意事項、返品ポリシー、特徴詳細、装飾付き紹介分
整数/小数 サイズ・重さ・在庫数・レビュー点数
真偽値(true/false) 「予約商品」、「特典付き」、「ギフト可否」などの2択設定
日付/日付+時刻 製造日・キャンペーン期限・会員有効期限
画像/ファイル参照 取り扱い説明PDF、追加説明画像、素材証明
リンク/商品・ページ参照 関連商品表示、サポートページ、外部動画リンク
JSON/複合参照 栄養成分表、仕様表、カラー展開表など複雑データ

目的別おすすめ

初心者は活用しやすい「単一行テキスト」か「複数行テキスト」から試してみましょう。画像、ファイルや参照系も簡単に設定可能です!

メタフィールドの設定手順(初心者用)

ステップ1:メタフィールドの定義を作る

  1. Shopify管理画面 ⇒ 「設定」⇒「カスタムデータ」をクリック
  2. 追加したい対象(例:商品)を選び、「定義を追加」ボタンを押す
  3. 「名前」、「ネームスペースとキー」、「コンテンツのタイプ」を入力 & ストアフロントアクセスをONにする
  4. 保存ボタンを押す

ステップ2:商品ごとに値を入力

  1. 商品管理で、編集する商品を選択
  2. ページ下部に現れるメタフィールド欄に、値を入力
  3. 保存ボタンを押すだけ!

ステップ3:ストア上で表示する(2通り)

  • ノーコード派:テーマカスタマイズ画面で表示したい場所に「テキスト」ブロック追加→動的ソースからメタフィールド名を選ぶだけ!
  • カスタマイズ派(Liquid編集): 下記のようなコードを書くだけでOK

{% if product.metafields.custom.country_of_manufacture %}
  原産国:{{ product.metafields.custom.country_of_manufacture }}
{% endif %}

メタフィールドの基本的な出力方法

メタフィールドは「ネームスペース」と「キー」を使って呼び出します。基本形式は以下の通りです。


{{ 種類.metafields.ネームスペース.キー }}
  • 種類:商品なら「product」、ページなら「page」などの対象
  • ネームスペース:デフォルトは「custom」(管理画面で設定)
  • キー:設定した識別子(例: country_of_manufacture)

例えば「custom.text」とした場合、customがネームスペースでtextがキーとなります。

業種別活用例・さらに便利な使い方

アパレルEC

  • 素材・サイズ・モデル身長表示
  • 着用スタッフコメントのテキスト欄
  • 関連商品リンクでコーデ提案

食品・飲料EC

  • アレルギー表示や賞味期限表示
  • レシピやおすすめ動画のファイル添付
  • 生産地表示を1商品ごとに表示

雑貨・家電

  • 用途別サイズ・機能別スペック表
  • PDFマニュアル添付(説明リンク)
  • 関連アクセサリへの商品参照リンク

メタフィールドはコレクションや顧客タグにも活用できます!「在庫あり」、「セール対象」、「VIP顧客」など検索/制限/セグメントの自動化もOK。

よくある質問 Q&A

Q:
どんなときに使うと良い?
A:
「独自の詳細項目がいる」と思ったときが出番!Shopify標準項目で足りない情報全般に活用できます。
Q:
難しい知識やコードは必要?
A:
ほぼ不要!管理画面クリックだけで9割OK。少しだけコードを触れば表示カスタムも楽々。
Q:
複数の入力欄を一度に作れる?
A:
OK。1商品に複数作成できます。ピン止めや順序も整理可能。
Q:
リストで複数値も可能?
A:
可能です。「サイズ展開」や「カラー一覧」など繰返しデータも作成できます。

まとめ:メタフィールドでストアの個性も顧客満足もUP

  • 独自情報・項目で差別化された商品ページを作成可能
  • ノーコード、管理画面でカスタマイズ可能
  • 初心者からプロまで幅広い設定と応用に対応
  • 商品・コレクション・お客様・注文ごとの柔軟管理で運営効率大幅UP!

ストアの成長・ブランド力アップには「独自の商品情報」が必須。
まずはシンプルなメタフィールドから試して、次は凝った設定にも挑戦してみると良いです!

メタフィールドについてもっと知りたい方は公式サイトをチェック!

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